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villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
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完全逆転型人間の田中です。
今月後半~来月前半にかけて、ワインの試飲会が目白押しなのです。
もちろん、僕らみたいな関係者のみのものなので教えたりすることは出来ませんが。。。
「目白押し」という言い方もどうかと思いましたが…
ある意味「やりすぎ」って言葉がぴったりかも。
10件以上あるんですよね~~~
試飲会なんて、一般の方からすると、タダでいっぱい飲めていいなぁと
思われるかもしれませんが、
ある意味、スポーツというか、訓練というか。
一度に出る量が半端じゃないんですよね。あるインポーターなんか、200種とか。
拷問ですよね。「拷問」
それに、寝不足、体調不良なんてあった日にゃあ。。。
すいません、愚痴っぽくなってしまいました。m(__)m
そうそう、今日はチーズです。チーーズ。
結構皆さん知ってそうで知らないものがあるかと思います。
僕らでも、このチーズの世界はめっちゃ難しいのです。
(資格の難易度はソムリエ以上)
種類、状態、熟成度合い、保存方法、食べ方。
それが大事と知るだけでも一苦労。
今日は簡単にでも、今あるものをご紹介しましょう。
カマンベールAOC
(白カビタイプ)
最も知られたチーズですね。
牛乳100%で周りに白カビがついてます。
中はややしっかりしていて、温度が上がるとクリーミーになります。
熟成すると表面が少しオレンジがかってきます。
香りもひねた感じになってきます。
ゴルゴンゾーラ ピカンテ
(青かびタイプ)
青かびの代表ですかね。
ピカンテ=辛いという意味で、
逆にマイルドで食べやすいドルチェ=甘い
タイプもあります。
たまに輸送中の保存方法が悪く、水のようなものが染み出てきたりしてます。
表面が「グジュ」としていたら、キッチンペーパーなどで包んであげて1時間位置いてそっと水気を取って上げましょう。
サントモール
(シェーブルタイプ)
山羊の乳100%
周りには炭と塩が混ぜられたものがついて熟成されてます。
真ん中に1本ワラが入っていて、香り付けしてるようです。
個人的にシェーブルが嫌いだったのですが、これを食べて好きになりました。
その位、これは食べやすいです。
↑断面。
分かります?真ん中の穴。
あれがワラです。
中身は若いうちはしっかりしてますが、
熟成すると、しっとりとクリーミーになってきます。
ミモレット 18ヶ月
(ハードタイプ)
オレンジの色を付けた、硬い、ハードタイプ。
政治家が変なことを言って話題になりましたよね。
このチーズは若い6ヶ月と18ヶ月があります。
もちろん、18ヶ月は食べた香りが全然いいので。。。
出来るだけ薄く(紙ぐらい)スライスして、口の中で溶けると香りが・・・・
コンテ エクストラ
(ハードタイプ)
よく言うプロセスチーズに近いかな。
ミモレットのように乾燥した硬さではなく、
弾力のある硬さ。
ミルク感が強く、非常に食べやすく、甘みがあります。
ポンレヴェック
(ウォッシュタイプ)
ウォッシュとは、表面を塩水やブランデーなどで洗いながら、
熟成させたもの。
非常に個性的な香りを持つものがあります。
これはまだ序の口。
熟成したカマンベールと同じ位かな。
中身はしっかりして、コクが強いです。
ポンレヴェック カルヴァドス
(ウォッシュタイプ)
上のものをカルヴァドスで洗って熟成させたもの。
カルヴァドス=リンゴのブランデー
ほのかにリンゴの香りがして、何とも表現し切れません。
でも良い香りです。
中身は逆にクリーミーでとろりとしてます。
表面には何かポロポロするものがついてます。
無害ですし、香りの素になってるかも。
香りも味も良く、めっちゃ旨いです。
←今はこんな感じでチーズの種類を書いてます。
常時10種位はあると思います。
この黒板は一つしかないので、探してみてくださいね。
っと。
グラスワインの情報をちょこっと。
旨いんです、この白ワイン。
個人的にも大好きなんですけど、
今回で2年目ですね。
完熟のブドウで綺麗な果実味とパインキャンディやハーブの香り。
ドライでも、たっぷり詰まったミネラルと酸。
良い酒質を持った贅沢モノです。
ではご紹介。
生産者=セバスチャン・リフォー
サンセール アクメニネ
ソーヴィニヨンブラン100%
すっごい白ワインの一つです。
ボルドーのクラッシックなスタイル。
誰でもわかりやすい、濃縮感のある味。
‘04と大当たりではないですが、
若い濃縮味とこなれた感じのタンニンが
良い絡み具合ですよ。
もちろん赤ワインです。
このシャトーの名前は
「哀しみよ、さようなら」という意味だそうです。
さっき知りました(汗
Ch.シャススプリーン ‘04
てな感じです。
来月のvilla ROSSOは。。。
①パーティコースの内容が変わります。
②世界的な紅茶が入ってきます。
③グラスワインに美味しいピノノワール入ります。
④②はすごく旨いです。お楽しみに。
ふ~~ではでは、
田中でした~~。
田中です。
今日ようやく、公私共に落ち着いてきた感が出てきました。
いやぁ、でもちょっとハードですね。
今日は2つお知らせで~す。
①グラスワインの事。。。
②バレンタインコース
先ずは
①グラスワイン。
最近良く、「ちょっと良いのが飲みたいなー」なんて言葉を耳にします。
でも個人的に、"この値段以上は高いよなー?"なんて思ってたのですが、
ま、ちょっとやってみよっかな~~
と思うと、いい感じのものが入ってきたんですよね。。。
☆テヌータ・サン・グイド社
グイダルベルト 2002
1glass ¥1,900
メルロ45%
カベルネソーヴィニヨン45%
サンジョベーゼ10%
イタリアはトスカーナのボルゲリ地区。
そう、おなじみ、スーパートスカーナの名醸地。
中でも元祖!と言えば、このテヌータ・サン・グイド社の
「サシカイア」
これはそのサシカイアの隣畑。弟分と言う感じでしょうか。
2番絞りのセカンドではなく、ちゃんと作られてますよ。
味わいは、兄貴のような濃すぎて頑固者ではなく、きわめてエレガント。
柔らかく、細やかなタンニン、果実味とミネラルの妙。
ジャムっぽくなってきたベリーやバニラ香、なめし皮。
樽の香りは綺麗に丸くなってきて、ホントにスルスルと飲めてしまうワインになってます。
余韻もしなやかに続いていくワインです。
ちょうど良い具合に飲み頃ではないでしょうか。
田中的にはツボです。
こういう、香り中心になってくるとはまってしまうんですよね。
角が取れた、飲み頃に入ってきたと感じられる丁度良い頃合です。
②バレンタインコース
愛をささやく時期がやってまいりました。
皆さんはやっぱりチョコをあげるんでしょうか???
僕は嬉しいけど味気ない気はします。。。
男性はチョコレートそんなに食べれない人多いですしね~
ってなわけで、
バレンタインコース、ご予約受付中でございます。
★バレンタインコース★ |
★Anti Pasto |
おっとっと。
グラスワイン、ちょっといいもの。なんですけど、
いいものが入ったらまたご紹介します。
少しすれば白も入ってきますのでお楽しみに。
田中でした。
こんにちは、田中です。
最近やっと風が冷たくなり、冬らしいと久々に思ってる気がします。
この時期といえば「苺」
ここ何年かで色んな品種が出回ってます。
あまおう、桃の香、アスカルビー、ももいちご…
中でも今一番新しく、高級なのが「ももいちご」。
産地の徳島と大阪の中央青果だけにしか出回らないのだそうです。
価格もずば抜けて高い…
10センチ四方の箱に入ってるものが、1890円!!!!!
って肝心の中身は3つ、4つ・・・・
なめてますよね。
大きい箱を見つけて値段を見たら、8400円!!!!!!!!!!!!!!!!
中身は24粒…
でお味はといいますと、これまた美味しいんですよね。
甘み、酸味果汁のバランスが非常に良い。
香りはやや控えめで繊細。
是非生でイってほしいです。価値はあるとは思いますが、冒険心はいりますね。
ではでは本題。
1月は暇な時期なんで、ワインのリリースとか気にしてなかったんですが、
以外や以外、結構あるモンですね。
実際、ワインのリリース(発売)なんてはっきり分からないんですね。
今入れてるものなんて特にそう。
どれだけ発酵させて熟成させて、なんて全く未知数なんで、「いつでるよ~~」なんてよーく耳を澄ませてないと聞こえないモンです。
で先日、かすかに聞こえてきたのが今日ご紹介のワインです。
生産者=クリスチャン・ショサール
この親父はホントに変わり者、頑固者。
でも、本当に実力があって、今自然派のかなり優秀な若手、ティエリーピュズラの先生であったりもします。
田中的にはこの人の作る白がもの凄く好きです。
今まで飲んだことのない凄く妖艶な、でも若さ溢れる白ワインを造っています。
まず、
ワインの行政機関“INAO”はワインの品質を守るために、名前を(シャブリとか)名乗って良い、悪いを判断する人がいるところなんです。
まぁ僕が思うにはこのINAOも偏屈だと思いますが。
で、
昔、このおじさんはある地域で作ってたんですが、その宿敵INAOから、
「これはここの地域とは違う味がするからこの名前は名乗っちゃダメ。テーブルワインのカテゴリーなら認めてやってもいいよ。」
で、おじさんはもう激怒。
おじさんvs行政機関。
あっけなく、おじさんは惨敗してその地域から追放まで食らって、離れたところでひっそりと造ってました。
そしたらビオの風と共におじさんのワインが取り出さされて一気にまた有名に。
そんなおじさんのフラッグシップといっても良いワインなんです。
今回、初めての赤ワインなので、恐る恐るでしたが、かなり他にはない旨いワインが出来上がってました。
*法律上、このおじさんのワインは全てテーブルワインのカテゴリーです。(^v^)
パタポン‘06
ピノードニスという、聞いた事のない品種が100%入っています。
残念ながら、今はまだ空けるに値しません。
味がまとまってないからです。
一応どんなものか言いますと、
薄くてエキスがたっぷりと詰まっており、タンニンがやや荒っぽく、丸みを帯びてません。
感じとしては葡萄を丸ごと食べると、美味しいけど、皮の味と実の味が融合してないので、味にばらつきが見えます。
でもポテンシャルは十分で、こなれてきた頃に開いてきます。
☆へんてこりんなラベルですが、皮肉たっぷりです。
フランスでは風刺画などで、バカな人を書くときに頭にじょうごを付けているそうです。
しかもそのじょうごから、INAOや添加物などいらないものが出ています。
ユー・アー・ソー・ナイス
こちらもへんてこりんな名前。。。
コー70%、ガメイ30%
こっちは今飲むには非常に心地よく、かなり飲みやすいワインです。
チャーミングでキュート、果実味とミネラルとが交じり合ってかなりジューシーでもあります。
今日はちょっと長くなりましたが、どちらも飲んでもらいたいワインです。
珍しいというのもありますが、しっかり完熟させて、添加物なんて入ってない、スルスルと飲んでしまえる、
ある意味怖いですが、楽しいワインたちです。
田中。