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villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
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ばたばたして、更新と言う更新を今月は出来ませんでした。
やっとこさ少し時間を作ったという感じです。
更新できず、すいません。
街を歩いていると、ようやく年末だなぁと、やっと思えました。
今年は変な年です。 田中です。
今年も色んなワイン達に出会って来ました。
そして、まだまだ出会い続けている今日この頃。
今日は、今年お世話になったワイン達特集。
部門別に行って見たいと思います。
villa ROSSOでは年間何種出会うか分からない位ワインと出会います。
当然、田中はその何倍か試飲したりして決めてるんですけど、
やはり、グッとくるものを選んでいくので、個人的な主観はもちろん入っていますが、
おすすめ出来る物だけを選りすぐっております。
やはり、自然派が中心になり、個性的なものが中心になります。
もちろん、コストパフォーマンス抜群なので、見つけたら買ってみてください。
では、各部門1位の方々の発表です。
一番売れました部門【赤】
ペシェ・ロリエ
VDTレロー・メルロー
1bot¥4200
お手ごろですし、分かりやすい味わい。
赤ワインってこういうもの!
そんな感じです。
簡単に説明すると、キュートでフレッシュな果実味で、青っぽいのに嫌味なく、
程よい酸味とタンニンが美味しい1本。
試しに一杯・・・と飲んでみると、「結構いけるやん!」
って感じで1本飲んでしまう人がいましたね。
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一番売れました部門【白】
う~~ん、これですね…
キュベ・デ・ザミ
マルク・ペノ
どうにもこうにもこれは今は手に入りません。
なぜなら、一時倒産しちゃったから。
でも日本の企業が頑張って支援しましたから
またお目見えできると思います。
マルク・ペノのワインという感じ。
この人にしか造れない味わいがある。
この人とこの土壌でしかでない味わいがある。
この2行に尽きます。
独特な風味に、たっぷり果実味とたっぷりミネラルが旨いワインです。
何より僕らが気に入って、売りまくったと言う感じです。
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【これは完全にいいワインでしょ部門】
アロームズ・ド・パヴィ
2005年
あれば¥23,000.
(今はないです)
シャトー・パヴィのセカンド
(2番煎じのような位置づけ?)
です。
2005年と言う年の実力をまざまざと見せ付けられました。
感想としては、開くまでが辛抱が必要ですが、開くと、紙芝居をテンポ良くめくるように、
樽香、チョコレート、ミックスベリージャム、バニラ…と融合して複雑ではなく、
別々にトン、トン、トンと舌の上に乗ってきます。
これは若さの象徴ですが、はっきりとくるのは珍しいです。
いや~、これが5年後、熟成して融合したら、とろけますよ~。
また飲みたいですね。(5年後)
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【虜になった生産地部門】
これは、フランスのアルザスです。
ちょっとしたコアな所でブームのようになってたかも。
色んな雑誌なんかでアルザスワインが取り上げられ、
旨いワインなんかに、1位とかになってるものが多かったですね。
うちでも探求していた生産者は
・ジュリアン・メイエー
・ジェラール・シューレール
・マルク・テンペ
・ジャン・ガングランジェ
です。
やはり、これらを飲むと、土地が良いなと思わされます。
しかもやや安価(酒屋さんで2~3000円)でも十分に楽しめて美味しいものが多いです。
全体的に、
果実味が非常にクリア
適度に優しく甘味を感じる果汁
ミネラル感が豊富
複雑味もあり、最後まで飽きない
と言う感じです。
特には
シューレールの
スタンダードなキュベ
リースリング
や
ゲヴェルツトラミネール
価格はvilla ROSSOで¥6500~6800
ミネラリーでトロットロです。濃度はありますが、甘くはないです。
マルク・テンペ
ツェレンベルグ・ピノブラン
パキッとして、ミネラリーでドライ。
でも時折チャーミングで美。
¥6400
この「ツェレンベルグ」という畑には確か3種類、違う葡萄品種があります。
ピノ・ブラン
リースリング
ピノ・グリ
順に高くなりますが、中でもピノブランですね。
ピノグリは嫌味のない残糖があってとても心地よいですが、価格のバランスを考えると、ピノブラン。
リースリングは、味わいの厚みがもう一つ。。。なので。
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個人的な本年度No1は・・・
ラ・ビアンカーラ
ロッソ・カナ‘06
¥9,000
カベルネ80%メルロ20%
ベネトの自然派です。
この生産者、イタリアの自然派では5本の指に入りますね。
前にも出たかもしれませんが、カベルネっぽくないワインです。
非常に果実が澄んでいて、バランスが取れています。
皆さんのボルドーブレンドはどういったものでしょうか?
これは全く違いますので、ご注意を。
でもNo1なのです。これが自然派の世界です。
果汁が満たされて深く優しく、心地よい。
The 旨み。
また来年も色んなワインに出会わせてくれるかな~~???
あれ、笑い声がきこえる?(鬼?)
最後一日頑張って、
今夜はあのワインで酔っ払って寝たいと思います。
では皆様、良いお年を!
2008年の田中でした~~~~。
(長い独り言やったな~・・・)