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villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
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こんにちは、田中です。
最近やっと風が冷たくなり、冬らしいと久々に思ってる気がします。
この時期といえば「苺」
ここ何年かで色んな品種が出回ってます。
あまおう、桃の香、アスカルビー、ももいちご…
中でも今一番新しく、高級なのが「ももいちご」。
産地の徳島と大阪の中央青果だけにしか出回らないのだそうです。
価格もずば抜けて高い…
10センチ四方の箱に入ってるものが、1890円!!!!!
って肝心の中身は3つ、4つ・・・・
なめてますよね。
大きい箱を見つけて値段を見たら、8400円!!!!!!!!!!!!!!!!
中身は24粒…
でお味はといいますと、これまた美味しいんですよね。
甘み、酸味果汁のバランスが非常に良い。
香りはやや控えめで繊細。
是非生でイってほしいです。価値はあるとは思いますが、冒険心はいりますね。
ではでは本題。
1月は暇な時期なんで、ワインのリリースとか気にしてなかったんですが、
以外や以外、結構あるモンですね。
実際、ワインのリリース(発売)なんてはっきり分からないんですね。
今入れてるものなんて特にそう。
どれだけ発酵させて熟成させて、なんて全く未知数なんで、「いつでるよ~~」なんてよーく耳を澄ませてないと聞こえないモンです。
で先日、かすかに聞こえてきたのが今日ご紹介のワインです。
生産者=クリスチャン・ショサール
この親父はホントに変わり者、頑固者。
でも、本当に実力があって、今自然派のかなり優秀な若手、ティエリーピュズラの先生であったりもします。
田中的にはこの人の作る白がもの凄く好きです。
今まで飲んだことのない凄く妖艶な、でも若さ溢れる白ワインを造っています。
まず、
ワインの行政機関“INAO”はワインの品質を守るために、名前を(シャブリとか)名乗って良い、悪いを判断する人がいるところなんです。
まぁ僕が思うにはこのINAOも偏屈だと思いますが。
で、
昔、このおじさんはある地域で作ってたんですが、その宿敵INAOから、
「これはここの地域とは違う味がするからこの名前は名乗っちゃダメ。テーブルワインのカテゴリーなら認めてやってもいいよ。」
で、おじさんはもう激怒。
おじさんvs行政機関。
あっけなく、おじさんは惨敗してその地域から追放まで食らって、離れたところでひっそりと造ってました。
そしたらビオの風と共におじさんのワインが取り出さされて一気にまた有名に。
そんなおじさんのフラッグシップといっても良いワインなんです。
今回、初めての赤ワインなので、恐る恐るでしたが、かなり他にはない旨いワインが出来上がってました。
*法律上、このおじさんのワインは全てテーブルワインのカテゴリーです。(^v^)
パタポン‘06
ピノードニスという、聞いた事のない品種が100%入っています。
残念ながら、今はまだ空けるに値しません。
味がまとまってないからです。
一応どんなものか言いますと、
薄くてエキスがたっぷりと詰まっており、タンニンがやや荒っぽく、丸みを帯びてません。
感じとしては葡萄を丸ごと食べると、美味しいけど、皮の味と実の味が融合してないので、味にばらつきが見えます。
でもポテンシャルは十分で、こなれてきた頃に開いてきます。
☆へんてこりんなラベルですが、皮肉たっぷりです。
フランスでは風刺画などで、バカな人を書くときに頭にじょうごを付けているそうです。
しかもそのじょうごから、INAOや添加物などいらないものが出ています。
ユー・アー・ソー・ナイス
こちらもへんてこりんな名前。。。
コー70%、ガメイ30%
こっちは今飲むには非常に心地よく、かなり飲みやすいワインです。
チャーミングでキュート、果実味とミネラルとが交じり合ってかなりジューシーでもあります。
今日はちょっと長くなりましたが、どちらも飲んでもらいたいワインです。
珍しいというのもありますが、しっかり完熟させて、添加物なんて入ってない、スルスルと飲んでしまえる、
ある意味怖いですが、楽しいワインたちです。
田中。