10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
太陽の下が似合わないのでどうも喜べない田中です。
暑いので、こんな時こそ面白いワインを出さねば!
ってことで、こん時こそ、んまいワインを。
①VDT グロプラン 白
開けたてはしゅわっと感じる位の炭酸、口に入れるとスルスル~~ッとはいってしまうさらさらワイン。でもグラスを1杯飲みほしたら…
「これ、んまいなぁ」・・・
あれ、もうボトル空きましたよ?
って感じのワインなんです。
②ソーミュール白 ギュイヨン
これは田中の一目惚れ。
果実味と酸味が優しくって、ほっとする位のほのかな甘み。
白ワインって良いな~と改めて思ってしまいました。
甘口じゃないとダメ~って人もこれ飲んでみてください。
③ピュズラ ヴァンクール・ヴァンキュ白
②よりも酸味がフレッシュで厚みがあります。
こっちはこっちで捨てがたいんですよ。果実味がキュッとした感じで冷えてるだけで美味しいんですよ。
②より、白ワインらしくないかな?
どうだろう?
でも1本目に飲むと、この上なく
んまい。
④VDT ルイジュリアン 赤
反則的なワインです。
・1ℓビン
・ビンの色ばらばら
・ラベルはがたがた。
・コルクじゃなく、栓?
でも冷やして飲むと旨いんですよ、いや、んまいんです。
コップでもOK、ジンジャーで割ったらファンタグレープ。
ワインというより、地酒ですよ。
⑤マルサネ 赤 /シルヴァン・パタイユ
お買い得でっせ!
この価格でこの味は無いです。
どこまでもクリーンな香りと味わい。
紅茶みたいな味わいもあります。
この価格でこれだけの複雑性を味わえたら納得いけます。
フルーティ系が好きな人には是非!
主催は クラブ・パッション・デュ・ヴァン様で、今現在、一番自然派のワインについて世間にアピールをしている団体なのではないでしょうか。
そのHP→http://cpvin.online.fr/index.php
大変濃い試飲会でピックアップするものがいくつもあったので紹介していきます。
特に印象に残った生産者
@オリヴィエ・クザン Olivier Cousin
@セバスチャン・リフォー Sebastien Riffault
@ドミニク・ドゥラン Dominique Derain
@ダール・エ・リボ Dard & Ribo
の4人です。
では上から順に・・・
@オリヴィエ・クザン Olivier Cousin
シャルドネ 白
自然100%って感じで、還元香が強いです。
特に、シャルドネだからと言う訳ではありませんが、
華やか過ぎるほどの香りが特に素晴らしいです。
まったり系かと思いましたが、フレッシュな酸味もしっかり残ったワイン。
ロゼ・ダンジュール
まったく濁りの無い綺麗なさくらんぼのような色。
ドライかと思いながら匂うとなんとも!
いろんなフルーツのジュースのような良い香り!
飲んでも、香りの印象よりもずっと甘みがあって、それよりも、しっかりしたコクが十二分に感じられ、
ロゼでは初めてなんですけど、ボリューム感が半端じゃないです。
ヒゲもじゃの山男みたいな人なのになんでこんなに優しさいっぱいのワインが造れるんやろう?
抜栓して、何日かすると、また味がどんどん変わっていくタイプだと思いますので、
空けて1本を何日もかけて飲んでみて下さい。
@セバスチャン・リフォー Sebastien Riffault
サンセール 白
今まで飲んだ中で一番凄いサンセールです!
今回でもナンバー1の白
サンセールのイメージは・・・
すっきりさっぱり、夏の暑い日にきっちり冷やして飲む。
ところがこれは、またなんとも言えないのですが、
めちゃくちゃフルーティなのに、さらっと入って、
でも、後から後から香りがこみ上げてくるんです!
あー、皆に飲んでもらいたい!
言葉じゃあ書けないです。ゴメンナサイ。
でもホントにナンバー1。
@ドミニク・ドゥラン Dominique Derain
サントーバン 白
キリっとフレッシュな酸味が気持ちいいのに、ふくよかな香りが口の中をフワーッと通り抜けて行きます。
シャルドネのキリっと系の代表格ですよ。
飲んで、何日かしたら不思議と、
「そお言えば、あれ美味しかったからまた飲みたいよなぁ」
って思うはず。
アリグートン 白
ドゥランさんが言ってたんですけど、アリグートンって名前は
使ってる品種の「アリゴテ」と「ありがとう」をかけてつけたんですって。
「アリゴテ」と「ありがとう」を嬉しそうに連呼してました(笑
僕の好きな品種です。
サントーバンと一緒で、香りが通り抜けていくタイプです。
ある意味、ドゥランさんの特徴でもあるんでしょうね。
これはシャルドネよりも味が濃いブドウなので、口当たりがとても優しいです。
この価格でこんなワインが飲めたら、ホントにお買い得だと思います。
@ダール・エ・リボ Dard & Ribo
ジャンダールさんです。
ほんと、人見知りで無口な人なんですけど、
僕はこの人のワインで、ビオワインにはまりました。
雑誌の取材なんて受けない人なんで、めったに顔を見ることが無い人なんですけど。
クローズエルミタージュ 赤白
お店でもリストオンしているワインです。
赤はブルゴーニュと間違えるくらい華やかで果実味がたっぷり。
白は辛口でも、口の中でころころあじが変わっていくような、不思議な味わいです。
そろそろ時間も迫ってきたので、略してしまいましたが、
ホントにこの世界に入ってよかったと思える試飲会でした!
ではまた! 田中
今回はいろんなタイプを・・・
【白】
①大森リースリング 500ml ¥3000
ちょっとめずらしい、新潟のワインです。
・・・最近の日本のワインはバカに出来なくなってきましたよ!
ほのかに爽やかで甘い香りと期待を裏切らない味。
非常に素直な味わいです。
この量も2人にはイイ感じ!
【白】
②ファランギーナ サンニオ ¥5400
イタリアワインの作り手じゃあ、ちょっと有名な人。
個性のあるワインを作ってくれる、良いワイナリーです。
マンゴーやバナナのような香りで、「甘いかな?」と
思わせておいて・・・
飲んだら意外にもあっさりさっぱりして、どんどん飲めちゃうようなワインです。
【赤】
③アルトス マルベック ¥4200
スペインらしい、濃いくて、渋みが後から後から追いかけてくる感じです。
香りも結構重厚な、厚みのある香りがするので、喉を通った後も
ぐっと「ワインだ!」と主張してくれます。
口当たりも、薄くなく、凝縮感があるのでしっかり飲めます。
【赤】
④マルセルラピエール ボージョレ‘05 ¥6200
*自然派の巨匠は、ボージョレ専門で作っています。
決して、妥協してボージョレで作っているわけではありません。
正直、こんなボージョレは初めてです。
今までのイメージ→「薄い、すっぱい、ちょっと甘みを感じる」
このイメージはこれには通用しません。
「詰まった、香りも華やか、後腐れナシ」
ボトルを開けたては、酸味も前に出てきて、鼻にボージョレらしさを感じていきます。
でも、
そこから上がって行きます。 上へ参ります。
1日で飲むのはもったいなかったので、4日間テイスティングを続けました。
1日目、フレッシュな感じが手に取るように分かります。
2日目、ちょっと、酸味が落ち着いてきました。
3日目、ん?と感じるくらい、凝縮感が出てきて、酸味がほぼなくなりました。
4日目、訳が分からないくらい美味しくなってます。グビグビ…
コメントが訳分からなくなりました・・・(笑)
とにかく、これは時間をかけて飲んだほうが、よりその美味しさに気づけるワインです。
ミネラル感(コク)もたくさん感じられる、本当に良く出来たワインです。
それではまた・・・ 田中