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villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
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昨日(本日)、ヌーボーが解禁しました。
早速ちょろっとご報告。 田中です。
予定通り、
白2種、赤4種+α
グラスでご用意しています。
やはり全く違うスタイルが楽しいですね。
赤は
グランドコリーヌ
テュエブッフ
パカレ
シャソルネ
ラピエール
と今回の生産者達がいますが、僕の評価は
1位 シャソルネ・・・完成度が全く持って違います。
2位 パカレ・・・バランスが取れすぎた感。何杯でもいけるタイプ。
3位 テュエブッフ・・・のっけからのインパクトなどは抜群です。
4位 ラピエール・・・ちょっとスタイルが違うかな。マッチョなタイプでした。
5位 グランドコリーヌ・・・テュエブッフに似てるが、硬いかな。2日目に期待。
今回のボジョレーはホントにエキス主体のものが成功すると思います。
なので、
シャソルネ、パカレはエキスが詰まって、喉ごしが良く、何杯もいける感じです。
ラピエールは半年後でOKみたいな感じです。
テュエブッフ、グランドコリーヌはボジョレー地区ではないですが、
今でなくても・・・とは思います。他とは違い、目が詰まった、ジューシーなタイプです。
そ し て
勝手に垂直会やってます。
気になる方はすぐ来てください。
2005年~2007年のパカレヌーボー
と
2005年のラパリュ氏のヌーボー
各1本
テイスティング4種で¥2000です。
これは面白い違いです!
「ヌーボーは熟成したらダメなのか」
「去年ダメと思われたヌーボーは?」
「年代ごとにどれだけ違うのか」
「ラパリュは桁外れ。」
と納得させられます。
すごいぞヌーボー。なめたらアカンでヌーボー。
よし!今日も飲むぞー! 田中でした。
↓あと、クリスマス↓
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クリスマスのお知らせです。
期間
12月21~25日
コース
①クリスマスコース¥10,000
②ナターレコース¥7,500(21,22,25日のみ)
23日、24日はかなりご予約が殺到するかと思います。
ご注意下さい。
詳しくはぐるなびページをご覧下さい。
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風邪をひかぬよう、お店にもうがい薬が採用されました。(買ってきただけですが)
些細でも、大切なことですね。
田中です。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ヌーボーは明日解禁! ワクワク。
19,20日はお席が少なくなってますよ。
ヌーボー記事はこちら
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そして、少しづつ、クリスマスの季節が。。。
ここ数年は早いですね。それについていくのも必死です。
期間
12月21~25日
コース
①クリスマスコース¥10,000
②ナターレコース¥7,500(21,22,25日のみ)
23日、24日はかなりご予約が殺到するかと思います。
ご注意下さい。
詳しくはぐるなびページをご覧下さい。
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さて、前回の引き続き、、、ということで、ディープな世界を。
世界の自然派の流れというのは、
元はオーストリアから始まります。
オーストリアの栽培学者が提唱した、「ビオディナミ」が少しづつ
一部で理解され、採用され、世界的に広まっていきました。
でもやはり、「ビオディナミ」というのは、哲学的で、どこか神秘的な
要素があるので、一部では宗教のように嫌う人もいるようです。
ロマネコンティなんかは完全にビオディナミです。
なので、「ビオディナミ」までやらなくても。。。という人が採用しているのが、
「減農薬」「ビオロジック」といわれるものです。
これは「より自然に」という言い方が良いと思いますが、
科学で証明できない、神秘的といわれる行為を排除し、合理的に良いと思われる事を
自然にする事におもきを於いて栽培するという手法です。
簡単に言うと、
化学肥料を使うんだったら、自然に出来るモノ(枯れた草花や動物の糞などで作った肥料)を撒く。
とか、アブラムシとかは鴨に食べさせるとか。
科学とか人工的なものは使わないというものです。
で、
本題ですが、
自然派という、有る意味「新しい手法」
逆に言うと、「原点回帰」という事が現代で行われているのですが、
イタリアの一部の生産者は全く逸脱した手法をとっているのです。
それがアンフォラ。
日本語で「壺」なのですが、想像しているものよりはるかに大きく、
それは、壁画なんかに描かれているような、古代のモノです。
その醸造方法は科学的な考えの方達から見れば、
そんな方法で、良いワインが出来るわけがないとおっしゃるでしょう。
(ほぼ放置する様な作り方ですので。)
でもやはり飲めば証明してくれます。
世に言う、低収量、厳格な選果が云々だとか言いますが、
そんなこと、当たり前で、そこからどうするかも大切な問題になります。
でもこのアンフォラ、ホントに普通では考えられません。
①発酵させるとき、皮ごと一緒に発酵させます。(白も)
②熟成させるとき、特に必ずしも満タンにはしておきません。
③アンフォラでは樽の香りがつきません。
④特に発酵、熟成中、温度管理はしません。(出来ないのか?)
それぞれ、なぜ普通ではないかと言うと、
①果皮ごと発酵させると、余分なタンニンやえぐみなんかも出てしまう。
②空気に触れていると、そこから酸化が始まります。(鉄で言う、サビ)
③樽はワインに深みや複雑さを与えるといいますが。。。
④普通は温度管理をして、発酵などをコントロールしたりします。
でもその素晴らしさは、フランスでもアメリカでもないんです。
この、アンフォラの深み、凝縮感、葡萄の存在感、何ともいえません。
イタリアでも数少ない、アンフォラを使用する生産者。
グラヴナー
ラモレスカ
コーネリッセン
ジオットビーニ
いずれも、え?と思わせる凝縮感、喉ごしの良さ。
酸化してそうでしてない、時間がたっても、酸化しにくい。
独特な個性はあるものの、
このアンフォラの生産者が増えていくのは目に見えているが、やはりまだ技術や
それぞれの人のキャリアが少ない為、早くはない。
かなりハイレベルなんだけど、とっつきにくいですよね。
経験上で言うと、すごいですよ。
気になっている方は飲んでください。
ここから新たな世界が始まっていくのは間違いないと思います。
モンラッシェもいいけど、アンフォラのワインもいいよね。
そんな言葉を聞いてみたいです。
無理か?! 田中でした。
寒くなってまいりました。
風邪を引かないよう、ちゃんと服を厚着しています。田中です。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
そろそろヌーボーも近づいてきました。。。
ヌーボー記事はこちら
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そして、少しづつ、クリスマスの季節が。。。
ここ数年は早いですね。それについていくのも必死です。
期間
12月21~25日
コース
①クリスマスコース¥10,000
②ナターレコース¥7,500(21,22,25日のみ)
23日、24日はかなりご予約が殺到するかと思います。
ご注意下さい。
詳しくはぐるなびページをご覧下さい。
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よし!本題です。
ここ数年、イタリアワイン(特にトスカーナ)は
ビッグヒットを続けています。
というのも、ほとんどが上のクラスの方ですが。
1999年、2001年、2004年、2006年、(そしておそらく2007年も)
いい点数や評価をたたき出しています。
トスカーナの場合それぞれ、
1999年 94点,
2001年 94点,
2004年 96点,
2006年 96点,
というもの。
ボルドーで言えば、2000年、2005年の2回のみ。
言ってもトスカーナはここ10年、2002年、1996年以外は並以上です。
でも、2004年&2006年というのは、
イタリアの主要生産地は軒並み良かったのではないかと言われています。
2004年、トスカーナのワイン、オルネライアが異例とも言える95点をマーク。
オルネライアは2ndワインの位置づけなのに、この高得点は異例。
最上のキュベのマッセートは97点。
(これは関係なく、全体的にいい条件だったことを示す。でも高い)
まぁこれで、オルネライア2004は価格が1.5倍に上がり、市場から姿を消すわけですが。
それだけ条件の良い天候があり、ビックビンテージとなりました。
そして黙っちゃいないのが本気で造ってるイタリアの自然派生産者。
今回、その中の一人、ラ・ビアンカーラ。
この人はヴェネト州の生産者で、
白の名産地ソアヴェ地区の近くで生産していて、
他者にまねの出来ない、ワインを作り出してくれているのですが、
特に2004年、2006年はずば抜けていると。
特に、ロッソカナ2006はカベルネ80%、メルロ20%のボルドースタイルで
今でもGOOD、寝かしてもGOODなワインです。
僕は何かしらこの生産者のワインにはお世話になっています。
目に止まってから離せなくなってます。
特に、白のサッサイア、赤のロッソマシエリには。
低価格、高品質を保っているワインです。
そして今回、お店には2つの赤ワインを入れています。
1つは ロッソカナ2006
激うまです。
¥9,000
もう1つは メルロ2006
メルロはまだ試飲できずにいます。(貴重すぎて。)
¥16,000
でも、カナを飲んだ瞬間、「これや!」って思いました。
リストにはシャトー’なんちゃら’のワインは絶対置いておかないといけない。
そんな事を完全に払拭し、
「並みのボルドーは到底これには及ばない。」
「これならもっと多くの人を納得させられる」
「もっと飲みたい!」
と思えました。
コスパ抜群です。セラーがあるならもっと買いたいです。(本願)
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さてさて、これがイタリアの自然派を取り巻く1つのワイナリーです。
ここには、まだまだ我々の次元を超えた世界が待っているようです。
グラヴナー
ラディコン
エドヴァルド・ヴァレンティーニ
フランク・コーネリッセン
エミーディオ・ペペ
・・・・・・・・
巨匠がたくさんいてますが、イタリアの自然派にはある一つの
キーワードが引っかかってきます。
それは「アンフォラ」
イタリアの自然派生産者はブームになっている、「ビオワイン」と
言われるものとは異次元の世界を確立しています。
次回は「アンフォラ」について。(超マニアックです。)
こんなに暴走していいものなのでしょうか・・・
田中でした。