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villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
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前回に引き続き、
言い足りないことがまだまだ沢山あるので
パート2になりました。
と言うのも、「役者が揃った」的な感がありますので。
お陰でお店にワインが山のように溢れています(汗
見えないところも…
自分でやってプレッシャーを与える、自業自得な 田中です。
先ずはゴールデンウィーークですが、通常通り営業しています。
毎年の如く、ゆ~~ったりとしたロッソになってるかと思います。
今日はいいの入ってるかな???
おすすめはキンキ。押しも押されぬいい魚ですね。
今、筍が旬なのですが、高いですねぇ。。。
いつもの倍くらいの価格が付いてます。
京都の朝掘り筍の30cm位の太いもので、2,500円。
ちょっと飲食店は手を出せない所が多いみたいです。
筍のステーキとか美味しいんだけどなぁ。。。
あとは、アイナメですかね。
イカ墨で、アサリと一緒に煮込んだものがあります。
よし!
本題といきましょう!
今回の目玉は マルクペノ。その人。
ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)を作らせたら右に出る者はいない
やっぱりこの味わいは信じられません。
でも最近、倒産したらしいんだけど、どうなるんでしょう?
もう入ってこないの???ペノさ~~~~ん
キュベ・デ・ザミ
マルクペノ
元は大手商社や農協に売っていた、
葡萄を、輸入元が、
「ちょっとまった!」
「これで造って、売ってよ?」
と出来たのが、
キュベ・デ・ザミ(友達のワイン)。
素晴らしいテーブルワイン。これぞペノさんと言わんばかりの、
ミネラルウォーターの様な喉ごし、旨み。
裏面には葡萄の立場に立った言葉が書かれています。
~~~訳文(輸入元資料より)~~~
僕を育ててくれるブドウ栽培家のマルクペノが目指すのは僕を最高のワインにすることです。
彼は一房一房大切に手摘みで収穫し、酵母も糖も酸も、一切加えず自然にまかせます。
こうして僕は正真正銘純粋なワインに生まれ変わります。
細かい澱の上でしばらく熟成された後はそのまま瓶詰めされます。
コラージュ(清澄)もフィルター(ろ過)もされません。
だからこんなに素晴らしいフィネスと、僕自身が持っている葡萄本来の味が損なわれることなく皆さんのもとに届くのです。
しかしAOC委員会の人たちから見れば、僕はヴァン・ド・ターブル(テーブルのワイン)でしかないそうです。
何でもAOCミュスカデとしては酸が少なすぎるという理由だそうで…。
その決定が正しいかどうかは皆さんが飲んで判断してみてください。
僕にしても人生にしても、もとからすでに十分酸っぱいのだから、後から偽って更に酸を加える必要なんてないと僕は思うのです。
自由でいるナチュラルワイン(より)
~以上、少し付け加えましたが。
NATURE(自然に)っていい言葉ですね。。。
星3つ半。
もう1本ペノさん
クロ・ラ・デジレ
マルクペノ
上と同じ品種ですが、性格は全く違った、
ピュアな果実味のあるフルーティなタイプ。
これも同じく喉ごしが非常に良いので、
いつの間にか無くなってしまう事は
良くある光景です。
星4つです。
シャンパーニュ・ド・スーザ
グランクリュ・ブランドブラン
久しく、こんなにブランドブラン(シャルドネ100%)の
素晴らしく広がりを持ち、しっかりと果実味の構成があり、
泡や酸のレベルも高いものは出会ってませんでした。
ここまで来ると、シャンパーニュのブランドブランは素晴らしいと再認識させられますね。
星5つです。
個人的には、サロンの次に好きですね。ヴィンテージが入るとどうなるのでしょう???
ソーミュール・ルージュ・レ・ポワイユー
クロ・ルジャール‘03
この前初めて飲みましたけど、
「これはすげ~~~~」って瞬時に思いました。
カベルネフラン(以下CF)という品種、
有名なカベルネソーヴィニヨン(以下CS)の親品種と
言っても良い様な品種です。
CFはCSに比べ、早熟で、やや青みがかった香りや印象が強く、
長熟には向きにくい。ボルドーでは補助品種として扱われています。
ロワールの辺りでは、ロゼとしてや、CFのみで赤ワインが造られますが、
いまいちな物が多いです。
が、
今までの青臭い、悪いイメージを払拭してくれました。
品種独特の青いイメージがありますが、それがやけに心地良い。
ざらついたタンニンのイメージも熟したタンニンやし、喉には全く引っかからないし、
余韻も素晴らしい位に綺麗。
参りました。 星4つ半です。
FRV100
ジャン・ポール・ブリュン
「何じゃこのぎらぎらしたラベル」
「どれが名前なん?」
と薄々思いつつも、とりあえず飲んでみることに。
「???これは!!!」
「何かに似てる。でも違う。でも旨い。」
以前、使ったことのある、ビュゼ・セルドンを目指し、ボージョレーで造ったらしい。
聴いた瞬間「あ~~、納得」 でもガメイでここまでピュアな果実味と泡が出せるなんて凄いです。
「FRV100」 フランス語読みで、エフエールヴェッサン
F = Feeling, Fantagie, Finesse, Funny
R = Rebelle, Refreshing, Revolution, Rire
V = Vamos, Vision, Very important, Victory
100 = 100% Fruit, 100% Sentiment, 100% Sans Mentir, 100% Plaisir
などの頭文字をとっていて、しかも、
エフエールヴェッサン(エフェルヴェサン)=effervescent「発泡の~」という意味も文字って付けているそうです。
天晴れな飲み口でハッピーになれるでしょう。 星4つです。
天気の良いゴールデンウィークなので、シャンパンやFRV100など持って、BBQなんてどうでしょう?
あ、もちろん私はお店でお待ちしております。。。。。。。。。。。m(__)m
田 中 で し た 。
なんだかな~~。
最近のこのブログはワインのコメントみたいになってる…
本当はお店として、今なら…
筍入荷しました!!!
とか
今日は美味しい子持ちヤリイカがおススメですよ!
とか
あったり無かったりするもんです。
もちろんあるんですよ。
今なら、、、上の 筍で作るリゾット だとか
子持ちヤリイカをシンプルに焼いて自家製のレモン塩と…
最近は鯛の白子がおすすめなんで、カラスミとのスパゲッティとか…
なんておススメはちゃんとあるんです。
でもいつもワインの事ばかりになってしまう 田中 です。
でも今日は!!!
最近の毎フェイバリット。
やっぱりワインですねぇ。
私、そんなにいっぱい飲める人じゃないんですけど、
大好きなんですよねぇ。
私、いっぱい生産者の情報とかワインのコメントとか書いてますけど、
ソムリエじゃありません。
お店でもよく、「そんなに知ってたらソムリエ取れるでしょう???」
と言われますが、試験はまた違うんですよね。
しかも僕の十八番、ビオは多分試験には出ない分野だと思いますし…
あ、そうだ、試験勉強しなきゃ!
じゃなくて、米フェイバリット。
最近、ここ1~2ヶ月は心打たれるワインに出会うことが多いのです。
ざっと言うと。
ソーミュール シャンピニー ポワイユー ‘03 / クロ・ルジャール
FRV100 / ジャンポール・ブリュン
シャンパーニュ ド スーザ グランクリュ NV / シャンパーニュ ド スーザ
アンジュブラン アンフュ‘05 / ジャン=クリストフ・ガルニエ
ムロン ‘06/ ドメーヌ ド ラ セネシャリエール
キュベ デ ザミ / ドメーヌ ド ラ セネシャリエール
ピノ・ノワール012 ‘05 / ジェラール・シューレール
サッサイア‘06 / アンジェリーノ・マウレ
サン・タン‘06 / マタン・カルム
ピノ・ノワール レ・シャウド‘06 / ジュリアン・メイエー
甲州ミスターブラウン‘04 / ココファーム
アルザス グランクリュ ミュエンシュベルク リースリング‘05 / ジュリアン・メイエ
と、多い。
4本は入荷予定。
ヴィンテージ違いもありますが、5本は入荷済み。
お店のメニューには季節に合ったものも紹介してますが、
ココは無視して。
100%田中印のワイン(今回はちょっとだけよ)
白サッサイア‘06 / ビアンカーラ
‘06は素晴らしい。
ずーっとお店のリストから外れない
存在になりましたが、
‘06は飛びぬけてます。
最初は冷やし気味にスタート。
ドライで心地よい果実味が喉を通ります。
あとは温度が上がるのを待って
ゆっくり飲むこと。
温度が上がり、時間が経ってくると
もの凄い果実味と綺麗な酸味とミネラルがまとまって
凝縮した旨みが浮き上がってきます。
天晴れです。星4つ!!!!
白甲州ミスターブラウン / ココファーム
意外にもジャポンです。
これが予想外に凄かった…
外観は「ブラウン」でなく、黄色みがかったくすんだロゼ。
「?!」白じゃないです。
甲州という葡萄の皮はこんな色してます。
香りはしっかり酵母の香りと、還元香?
グラスを回してやっと甲州の香り。紫蘇やプラム、もも的な感じです。
飲むとビックリ。いや、甲州じゃないですよ。
訳分からないです。非常にドライな口あたり、でもしっかり果実の分厚さがあって
ボリュームもある。しかも最後には渋みが来ます。
いや~やられちゃいましたね。
甲州はこんなに変身するんだと。
話のネタにもってこいかな? 玄人向けなので 星2つ半!!
赤サン・タン / マタン・カルム
田中ドツボです。これ
樹齢が非常に高い葡萄のみを使って作られています。
これが初ヴィンテージかな?
今資料がないので何ともいえませんが。
でも飲むと分かるんですよね。
果実味が非常に綺麗、優しいミネラル、深い。
ビオの香りは少しありますが、味わいの構成に
まとまりがあって、球体を想像させてくれる。
慈悲深~~い、味わいの奥にまた違う味わいが顔を見せる、これが
また何ともいえない ド ツ ボ
コメントは中途半端と思いますが、ビオ好きはしっかりはまると思います。
個人的な批評も入れて 星 4つ!!!!
赤ピノノワール ‘06/ ジュリアン・メイエ
これぞまじりっけのないピノ!
果実味がむちゃくちゃ綺麗で
酸味がキュートで優しさ溢れる余韻。
僕は間違いなく金持ちのブルゴーニュルージュ
よりもこれを選んでしまいますね。
価格も安定して良心的だし、絶対期待を裏切らない
生産者だし。
素晴らしいピノノワールを造ってくれたなと敬意を表します。
飲めば納得、 星4つ半!!!!
あ~~早く風邪治らんかな…
お大事に。 田中でした。
最近、更新しても日記が下の方に行ってしまうのはなぜでしょう???
試験勉強のペースが落ちてきた、 田中です。
タイトルにもありますが、Rencontre=めぐり逢い
沢山のセミナー、試飲会でワインを飲み、良い生産者、良いワインにめぐり逢う事ができました。
今回はその中でのワインや生産者を紹介していきたいと思います。
先に…
やはり、皆さんビオディナミ、又は、ビオロジックです。
ワイン、葡萄にしかり畑や自然を意識している人ばかりです。
皆共通して、「環境を綺麗にするために自分ができる事」
「その土地のおいしいワインを造る為には健全な土壌があってこそ」
ということを、口を揃えていっています。
私自身、特に意識はしてませんが、美味しいと思えるのはビオディナミやビオロジックが多いです。
美味しいと思えるものを探していくと、ビオばかりに集中してしまった…
と言うものがあります。
アンチの方、申し訳ないです。
お店のリストは僕の独断と偏見でリストアップしていますが、最近じゃめっきりビオばかりです。
でもビオ=臭いというのは捨てて下さい。
最近は臭いものがめっきり減ってきました。
なのでリストのビオの表示率が非常に多くなっているのです。
ではでは前振りはこの辺にして。
先ずは先日行った、vini japonという、インポーター3社合同の試飲会。
今注目の醸造家が5人も来ていました。
どの方も素晴らしいです。
↓vini japon の HP↓
http://www.vinijapon.com/
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フィリップジャンボン
は元3つ星レストランのソムリエ。
自然派に出会ってから、夢中になってしまった一人。
ボージョレで非常に果実のポテンシャルを引き出すのが
上手い人だと思います。
ある意味、らしくないボージョレです。
イケメン
ジェローム・ジュレ
いきなり出てきては、良い造りする。
2006が初ヴィンテージで試行錯誤中だが、
もっとSO2なしのものをいっぱい作ればいいのに
と思わせるくらいセンスが光ったものを作り出す。
白の方が上手く造れてる印象。
ヒゲ親父
ギィ・ジュリアン
コトードヴァントーという、
ソムリエの勉強してないと出てこない
マイナーなアペラシオン。
印象はこんな慈悲深い、甘さを伴う味わい
のワインがあるんや?!という感じ。
優しさいっぱいで土と葡萄と共に生きる親父。
第1ポイント。
オリヴィエ・リヴィエール
仏ブルゴーニュで修行の後自分で開いたのは
スペインのリオハ。
スペインでトップの名壌地だが、大量生産に向けて古い樹が
抜かれているそう。
そんな樹が植わった土地を探して造ったワインたち。
どれもエレガントで果実味が非常に豊富。
将来、フランスで醸造し始めれば、大いに注目されるであろう若手のホープ。
仙人みたいな位置づけ
パトリック・メイエー
素晴らしき醸造家であり、栽培家。
甘口の名産地アルザスでピーンと
緊張感の有る透明な辛口を造ってしまう。
カジュアル路線は親しみやすく、心地よい。
単一品種は素材本来を活かした素朴な味わい。
グランクリュは…緊張感や透明度、ミネラル分
想像をはるかに超える味わい、凄い。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
この中の注目は、
①オリヴィエ・リヴィエール
全体的にポテンシャルが高く、奥深さを味わえるものが多い。
造りが粗いリオハで丹念に造った、コストパフォーマンスの高いものばかり。
②パトリック・メイエー
有無を言わさず凄い。特に上級のキュベ、ピノノワール、クレマン。この3つは経験する価値が有る。
ピノノワールやクレマンを飲むと、価格が高騰している、シャンパーニュやブルゴーニュは
なぜあんなに高いのか不思議でしょうがない。
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後は最近美味しすぎて入荷、即リストオンしたもの。。。
エリーズブリニョ
ペティアン・ナチュレル
トゥシュミテーヌ
フルーティさ抜群のやや辛口泡です。
一言で言えば、ほぼ全てにおいて優しい。
香り、口あたり、泡、フルーティの中に香ばしさ。
かなり非の打ち所がない、
反則的な味わい。
ほぼと言うのは、少し酢酸が出ているところ。
でもそれを打ち消してくれる果実味があります。
¥6,800
ジュリアン・メイエー
クレマン・ダルザス NV
上記で紹介した、パトリック・メイエー。
僕が飲むなら、シャンパーニュよりこれ。
普通のシャンパーニュは絶対に勝てない。
¥6,700
オリヴィエ・リヴィエール
ライオス・ウヴァ
中々コスパの高い一品。
少々甘さがありますが、深み、果実味、ボリューム感。
バランスも取れているワインです。
¥5300
あと、ワインではないのですが、ビオのぶどうジュースなるものが入っています。
ちょっとぶどうジュースの概念が変わるかも知れませんが、
皆さん、飲んだことない方がほとんどじゃないでしょうか。
一言で言えば
紅茶のようなニュアンスで、飲むと甘いリンゴジュース。
1杯¥800
一度お試しを。。。
ちょっと打ち疲れたので、今日はこの辺で勘弁してやろうかと。。。
足がしびれてきましたので、今日はこの辺で。
追記…少し価格変更しております(安くなりました)。
コメントも少し変えてます。
最近のワインの価格付けって大変ですね。見合う価格って物のピントが合いにくいです。
長文、失礼おば。 あなたの田中でした。