とうとう、うちの店にも…

ご来店しました。

ホントに誰よりも気を使う、立派な奴です。

お目にかかるのも稀なのに、目の前に来ちゃいました。

誰かというと…












　
　　　　　　　　　　　　　　









ロマネコンティ　　参上。


ただ今、この２０００年、ミレニアムヴィンテージや、ユーロ高など、要因が重なって、

ネットの価格では、￥１，２００，０００也！！！！！！

ゼロが多くていくらか分からなくなっております。

もう、これはワインじゃなくなってますね。　骨董品級？


これを開けなきゃならないのは、一世一代の大仕事。

皆で飲めても空けるのは僕しかいませんからねぇ…

と、言うわけで…

ちょっとニヤついてます。




ニヤついても、緊張してます。



てな訳で、空けてデキャンタージュをしたのですが、立ち上がってくる香りだけでメロメロでした。

感想を言えといわれれば、リンゴのシードルやブランデーを飲んでるみたいで、

「とってもマニアックや…」と。

旨い！というよりも、マニアック。　そして、味と香りは、強烈。

この仕事をしてても、飲めない人が多いのに、ホントに貴重な体験をさせてもらいました。

一生に一回あるかないかなんで。



PS、緊張のあまり、背中に力が入ってたのか、すごく背中に疲労感が…

１日経っても痛いです。　　　　　　　　　　田中

手打ち麺

villa ROSSOの手打ちパスタです。

もちろん自家製で、いろんな形も作ることが出来ます。





右が春菊を練り込んだ生地で、形はキタッラギターの弦を張った機械で麺棒で落とします。

形がギターの弦みたいなので、イタリア語のギターが「キタッラ」になります。

弦ほど細くないですが…

左はココアを練り込んだ生地です。　形はタリアテッレ。生地を薄くのばして、約１cm幅に切ったものです。

幅の太さによって、フェットチーネ（フェットチーニ）→タリオリーニ→タリアテッレ→パッパルデッレ

と名前が変わっていきます。

なんせイタリア人なのでタリアテッレの太さなのにフェットチーネと呼んだり、

方言があったりで、これが正解だと言い切れませんが・・・

まだまだ麺の種類はたくさんあるので、追って紹介していきましょう。

　　　　　　　　　田中

赤白4本

今回はいろんなタイプを・・・

【白】
①大森リースリング　500ml　￥3000
ちょっとめずらしい、新潟のワインです。
・・・最近の日本のワインはバカに出来なくなってきましたよ！

ほのかに爽やかで甘い香りと期待を裏切らない味。
非常に素直な味わいです。
この量も2人にはイイ感じ！

【白】
②ファランギーナ　サンニオ　￥5400
イタリアワインの作り手じゃあ、ちょっと有名な人。
個性のあるワインを作ってくれる、良いワイナリーです。

マンゴーやバナナのような香りで、「甘いかな？」と
思わせておいて・・・
飲んだら意外にもあっさりさっぱりして、どんどん飲めちゃうようなワインです。


【赤】
③アルトス　マルベック　￥4200
スペインらしい、濃いくて、渋みが後から後から追いかけてくる感じです。

香りも結構重厚な、厚みのある香りがするので、喉を通った後も
ぐっと「ワインだ！」と主張してくれます。

口当たりも、薄くなく、凝縮感があるのでしっかり飲めます。


【赤】
④マルセルラピエール　ボージョレ‘05　￥6200
＊自然派の巨匠は、ボージョレ専門で作っています。
決して、妥協してボージョレで作っているわけではありません。

正直、こんなボージョレは初めてです。
今までのイメージ→「薄い、すっぱい、ちょっと甘みを感じる」

このイメージはこれには通用しません。
「詰まった、香りも華やか、後腐れナシ」
ボトルを開けたては、酸味も前に出てきて、鼻にボージョレらしさを感じていきます。
でも、
そこから上がって行きます。　上へ参ります。
１日で飲むのはもったいなかったので、４日間テイスティングを続けました。
１日目、フレッシュな感じが手に取るように分かります。
２日目、ちょっと、酸味が落ち着いてきました。
３日目、ん？と感じるくらい、凝縮感が出てきて、酸味がほぼなくなりました。
４日目、訳が分からないくらい美味しくなってます。グビグビ…

コメントが訳分からなくなりました・・・（笑）

とにかく、これは時間をかけて飲んだほうが、よりその美味しさに気づけるワインです。
ミネラル感（コク）もたくさん感じられる、本当に良く出来たワインです。

　　　　それではまた・・・　田中