10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
極寒の地、北新地よりお送りしております。
そう、北新地は、多分いま、どこよりも寒いと思います。
昨今の経済不況で、一番ダメージを受けるのがここ、北新地。
お金がまわらなくなったら、一番先に削るのは「遊び」でしょうね。
ホントに北新地に人が歩かなくなったのは先月から。
ちらほら噂も飛び出してます。
「12月いっぱいでお店が100件閉まる」
「今年の閉店総数は200件にも登る」
とかなんとか。。。 「オーこわッ」
閉まっても良い店がそれだけ出来てくれれば良いですが、
入ってくるのは安くて雰囲気のない店ばかりだそうです。
北新地は「名ばかり」になってほしくないものです。。。
たなかです
==============================
そろそろ、年末でお席も少なくなってきています。
空席状況です。
個室⇒9,10(20:30~),11(21:00~),14,15日が空いてます。
半個室⇒9,11,12(21:15~),16(~20:00),17日が空いてます。
お席が少なくなっている日が多々御座います。
12月 12,13,16~20日が少なくなっています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
X'mas
21~25日はクリスマスコースを実施いたします。
コースは2種類
①クリスマスコース ¥10,000
②ナターレコース ¥7,500 ⇒21,22,25日のみです。
23日、24日について。。。
BOX席はお時間によって余裕が御座います。
よろしくお願いします。
******************************
本年度は31日まで営業いたします。
新年は1月5日より営業です。
よろしくお願いします。
villa ROSSO 田中
昨日(本日)、ヌーボーが解禁しました。
早速ちょろっとご報告。 田中です。
予定通り、
白2種、赤4種+α
グラスでご用意しています。
やはり全く違うスタイルが楽しいですね。
赤は
グランドコリーヌ
テュエブッフ
パカレ
シャソルネ
ラピエール
と今回の生産者達がいますが、僕の評価は
1位 シャソルネ・・・完成度が全く持って違います。
2位 パカレ・・・バランスが取れすぎた感。何杯でもいけるタイプ。
3位 テュエブッフ・・・のっけからのインパクトなどは抜群です。
4位 ラピエール・・・ちょっとスタイルが違うかな。マッチョなタイプでした。
5位 グランドコリーヌ・・・テュエブッフに似てるが、硬いかな。2日目に期待。
今回のボジョレーはホントにエキス主体のものが成功すると思います。
なので、
シャソルネ、パカレはエキスが詰まって、喉ごしが良く、何杯もいける感じです。
ラピエールは半年後でOKみたいな感じです。
テュエブッフ、グランドコリーヌはボジョレー地区ではないですが、
今でなくても・・・とは思います。他とは違い、目が詰まった、ジューシーなタイプです。
そ し て
勝手に垂直会やってます。
気になる方はすぐ来てください。
2005年~2007年のパカレヌーボー
と
2005年のラパリュ氏のヌーボー
各1本
テイスティング4種で¥2000です。
これは面白い違いです!
「ヌーボーは熟成したらダメなのか」
「去年ダメと思われたヌーボーは?」
「年代ごとにどれだけ違うのか」
「ラパリュは桁外れ。」
と納得させられます。
すごいぞヌーボー。なめたらアカンでヌーボー。
よし!今日も飲むぞー! 田中でした。
↓あと、クリスマス↓
*****************************************************
クリスマスのお知らせです。
期間
12月21~25日
コース
①クリスマスコース¥10,000
②ナターレコース¥7,500(21,22,25日のみ)
23日、24日はかなりご予約が殺到するかと思います。
ご注意下さい。
詳しくはぐるなびページをご覧下さい。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
風邪をひかぬよう、お店にもうがい薬が採用されました。(買ってきただけですが)
些細でも、大切なことですね。
田中です。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ヌーボーは明日解禁! ワクワク。
19,20日はお席が少なくなってますよ。
ヌーボー記事はこちら
*****************************************************
そして、少しづつ、クリスマスの季節が。。。
ここ数年は早いですね。それについていくのも必死です。
期間
12月21~25日
コース
①クリスマスコース¥10,000
②ナターレコース¥7,500(21,22,25日のみ)
23日、24日はかなりご予約が殺到するかと思います。
ご注意下さい。
詳しくはぐるなびページをご覧下さい。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
さて、前回の引き続き、、、ということで、ディープな世界を。
世界の自然派の流れというのは、
元はオーストリアから始まります。
オーストリアの栽培学者が提唱した、「ビオディナミ」が少しづつ
一部で理解され、採用され、世界的に広まっていきました。
でもやはり、「ビオディナミ」というのは、哲学的で、どこか神秘的な
要素があるので、一部では宗教のように嫌う人もいるようです。
ロマネコンティなんかは完全にビオディナミです。
なので、「ビオディナミ」までやらなくても。。。という人が採用しているのが、
「減農薬」「ビオロジック」といわれるものです。
これは「より自然に」という言い方が良いと思いますが、
科学で証明できない、神秘的といわれる行為を排除し、合理的に良いと思われる事を
自然にする事におもきを於いて栽培するという手法です。
簡単に言うと、
化学肥料を使うんだったら、自然に出来るモノ(枯れた草花や動物の糞などで作った肥料)を撒く。
とか、アブラムシとかは鴨に食べさせるとか。
科学とか人工的なものは使わないというものです。
で、
本題ですが、
自然派という、有る意味「新しい手法」
逆に言うと、「原点回帰」という事が現代で行われているのですが、
イタリアの一部の生産者は全く逸脱した手法をとっているのです。
それがアンフォラ。
日本語で「壺」なのですが、想像しているものよりはるかに大きく、
それは、壁画なんかに描かれているような、古代のモノです。
その醸造方法は科学的な考えの方達から見れば、
そんな方法で、良いワインが出来るわけがないとおっしゃるでしょう。
(ほぼ放置する様な作り方ですので。)
でもやはり飲めば証明してくれます。
世に言う、低収量、厳格な選果が云々だとか言いますが、
そんなこと、当たり前で、そこからどうするかも大切な問題になります。
でもこのアンフォラ、ホントに普通では考えられません。
①発酵させるとき、皮ごと一緒に発酵させます。(白も)
②熟成させるとき、特に必ずしも満タンにはしておきません。
③アンフォラでは樽の香りがつきません。
④特に発酵、熟成中、温度管理はしません。(出来ないのか?)
それぞれ、なぜ普通ではないかと言うと、
①果皮ごと発酵させると、余分なタンニンやえぐみなんかも出てしまう。
②空気に触れていると、そこから酸化が始まります。(鉄で言う、サビ)
③樽はワインに深みや複雑さを与えるといいますが。。。
④普通は温度管理をして、発酵などをコントロールしたりします。
でもその素晴らしさは、フランスでもアメリカでもないんです。
この、アンフォラの深み、凝縮感、葡萄の存在感、何ともいえません。
イタリアでも数少ない、アンフォラを使用する生産者。
グラヴナー
ラモレスカ
コーネリッセン
ジオットビーニ
いずれも、え?と思わせる凝縮感、喉ごしの良さ。
酸化してそうでしてない、時間がたっても、酸化しにくい。
独特な個性はあるものの、
このアンフォラの生産者が増えていくのは目に見えているが、やはりまだ技術や
それぞれの人のキャリアが少ない為、早くはない。
かなりハイレベルなんだけど、とっつきにくいですよね。
経験上で言うと、すごいですよ。
気になっている方は飲んでください。
ここから新たな世界が始まっていくのは間違いないと思います。
モンラッシェもいいけど、アンフォラのワインもいいよね。
そんな言葉を聞いてみたいです。
無理か?! 田中でした。