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villa ROSSO=赤い別荘。
ゆっくり、美味しく、楽しく、食事をしてもらうため
私たちは日々、考えます。
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新年のご挨拶の次にこんなお知らせをしなければいけないなんて。。。
villa ROSSO は1月30日をもって閉店いたします。
これも世の定めでしょうか。
不況の波に耐えられませんでした。
色々思い残すことも、言い足りないこともありますが、
しょうがありません。
この、ひとりごとも終わるときが来ました。
またどこかで会える日を祈って。。。
たなかでした。
新年明けましておめでとう御座います。
本年もよろしくお願いします。
本日5日より、通常営業いたしておりますので、
皆様こぞってお越し下さい。
また落ち着いたらこちらも更新いたしますので
よろしくお願いいたします。
無愛想では御座いますが、これにて。。。
villa ROSSO 田中
ばたばたして、更新と言う更新を今月は出来ませんでした。
やっとこさ少し時間を作ったという感じです。
更新できず、すいません。
街を歩いていると、ようやく年末だなぁと、やっと思えました。
今年は変な年です。 田中です。
今年も色んなワイン達に出会って来ました。
そして、まだまだ出会い続けている今日この頃。
今日は、今年お世話になったワイン達特集。
部門別に行って見たいと思います。
villa ROSSOでは年間何種出会うか分からない位ワインと出会います。
当然、田中はその何倍か試飲したりして決めてるんですけど、
やはり、グッとくるものを選んでいくので、個人的な主観はもちろん入っていますが、
おすすめ出来る物だけを選りすぐっております。
やはり、自然派が中心になり、個性的なものが中心になります。
もちろん、コストパフォーマンス抜群なので、見つけたら買ってみてください。
では、各部門1位の方々の発表です。
一番売れました部門【赤】
ペシェ・ロリエ
VDTレロー・メルロー
1bot¥4200
お手ごろですし、分かりやすい味わい。
赤ワインってこういうもの!
そんな感じです。
簡単に説明すると、キュートでフレッシュな果実味で、青っぽいのに嫌味なく、
程よい酸味とタンニンが美味しい1本。
試しに一杯・・・と飲んでみると、「結構いけるやん!」
って感じで1本飲んでしまう人がいましたね。
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一番売れました部門【白】
う~~ん、これですね…
キュベ・デ・ザミ
マルク・ペノ
どうにもこうにもこれは今は手に入りません。
なぜなら、一時倒産しちゃったから。
でも日本の企業が頑張って支援しましたから
またお目見えできると思います。
マルク・ペノのワインという感じ。
この人にしか造れない味わいがある。
この人とこの土壌でしかでない味わいがある。
この2行に尽きます。
独特な風味に、たっぷり果実味とたっぷりミネラルが旨いワインです。
何より僕らが気に入って、売りまくったと言う感じです。
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【これは完全にいいワインでしょ部門】
アロームズ・ド・パヴィ
2005年
あれば¥23,000.
(今はないです)
シャトー・パヴィのセカンド
(2番煎じのような位置づけ?)
です。
2005年と言う年の実力をまざまざと見せ付けられました。
感想としては、開くまでが辛抱が必要ですが、開くと、紙芝居をテンポ良くめくるように、
樽香、チョコレート、ミックスベリージャム、バニラ…と融合して複雑ではなく、
別々にトン、トン、トンと舌の上に乗ってきます。
これは若さの象徴ですが、はっきりとくるのは珍しいです。
いや~、これが5年後、熟成して融合したら、とろけますよ~。
また飲みたいですね。(5年後)
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【虜になった生産地部門】
これは、フランスのアルザスです。
ちょっとしたコアな所でブームのようになってたかも。
色んな雑誌なんかでアルザスワインが取り上げられ、
旨いワインなんかに、1位とかになってるものが多かったですね。
うちでも探求していた生産者は
・ジュリアン・メイエー
・ジェラール・シューレール
・マルク・テンペ
・ジャン・ガングランジェ
です。
やはり、これらを飲むと、土地が良いなと思わされます。
しかもやや安価(酒屋さんで2~3000円)でも十分に楽しめて美味しいものが多いです。
全体的に、
果実味が非常にクリア
適度に優しく甘味を感じる果汁
ミネラル感が豊富
複雑味もあり、最後まで飽きない
と言う感じです。
特には
シューレールの
スタンダードなキュベ
リースリング
や
ゲヴェルツトラミネール
価格はvilla ROSSOで¥6500~6800
ミネラリーでトロットロです。濃度はありますが、甘くはないです。
マルク・テンペ
ツェレンベルグ・ピノブラン
パキッとして、ミネラリーでドライ。
でも時折チャーミングで美。
¥6400
この「ツェレンベルグ」という畑には確か3種類、違う葡萄品種があります。
ピノ・ブラン
リースリング
ピノ・グリ
順に高くなりますが、中でもピノブランですね。
ピノグリは嫌味のない残糖があってとても心地よいですが、価格のバランスを考えると、ピノブラン。
リースリングは、味わいの厚みがもう一つ。。。なので。
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個人的な本年度No1は・・・
ラ・ビアンカーラ
ロッソ・カナ‘06
¥9,000
カベルネ80%メルロ20%
ベネトの自然派です。
この生産者、イタリアの自然派では5本の指に入りますね。
前にも出たかもしれませんが、カベルネっぽくないワインです。
非常に果実が澄んでいて、バランスが取れています。
皆さんのボルドーブレンドはどういったものでしょうか?
これは全く違いますので、ご注意を。
でもNo1なのです。これが自然派の世界です。
果汁が満たされて深く優しく、心地よい。
The 旨み。
また来年も色んなワインに出会わせてくれるかな~~???
あれ、笑い声がきこえる?(鬼?)
最後一日頑張って、
今夜はあのワインで酔っ払って寝たいと思います。
では皆様、良いお年を!
2008年の田中でした~~~~。
(長い独り言やったな~・・・)